2006年12月

2006年12月31日

オーケストラってイイなあ

20061230

12月30日

いやあ、写真に撮って見せたいぐらいの全身ホカロン状態。Mr.ホカロンというのはこのことか。両腕に4枚、同じく両足に4枚、腰と首筋そしてタキシードの左右のポケットにそれぞれ1枚と、合計12枚のホカロンを背負っての本番だ。おまけにたぶん釣り用だと思うが、椅子の上に大きめのホカロンがドカンと置いてある。いやあ、コレが暖かいのなんのってありがたい。

慣れないオーケストラの指揮にもようやく馴染むことができ、夜本番(31日にフジテレビでオンエア予定)に関しては今回一番の出来だった(と勝手に解釈)。ちなみにtassiは「本田武史」でアランフェス、「中野友加里」のクロディーヌという曲でギター弾いてます。

年内最後のオーケストラ仕事がどうなることかとシンパイしたが、無事に終わって良い年を迎えられそうだ。

一年間tassiのくだらない戯れ言におつきあい下さって、皆様ありがとう。良い年をお迎え下さい!!


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2006年12月30日

寒さに強いから呼ばれたのか?

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12月29日

本日は大阪なみはやドームにて「オールジャパン メダリスト オン アイス 2006」のリハーサル。

いやあ、ドームの中に入ってビックリ。覚悟はしていたがやはりステージは寒い。そりゃあそうだろう、アイススケート場だもんね。本番は観客で一杯だから多少暖かいのだろうが、今日はとにかく寒い。京都市響の人たちも「指動くかな」とか「チューニングがやばそう」などそちこちで不安げな様子。寒さに耐えきれず赤い膝掛けを腰巻き状態の人続出だ。

tassiはまずはホカロンを大量に買い込み寒さに備える。今回の仕事はあるミュージシャンからの紹介だったが、もしかして「寒さに強いギタリスト知らない...?」って訊かれたのかもしれない。

思い起こせばイロイロ出てくる.....

2001年の秋も深まった紅葉の時期だった。テレビ朝日の「ニュースステーション」のコーナーで、ライトアップされた紅葉の木の下で二胡のチェンミンが演奏するというのでサポート。場所は長野県信濃大町からちょっと行った山の中。昼間は少し肌寒い程度だったが、生本番の午後10時頃はとてつもなく寒くかなり苦労した。そりゃ山の中だもん当たり前だよね。おまけに傾斜地で前につんのめりそうになりながら弾いた覚えがある。

2003年の元旦は富士山をバックに演奏するということで、これまた二胡のチェンミンのサポートで日テレ・ズームインスーパーの生本番。朝の8時頃河口湖畔で弾くが、TV局側の目論見は見事に外れて空にはどす黒い雲が覆い尽くされるばかり。当然富士山なんて見えやせず、おまけに雪がちらつく有様。手はかじかみハナは垂れてくるし最悪の状況だった。鍋つかみ(ミトンっていうんだっけ)の中にホカロンを入れて手を暖めるが焼け石に水。焼け石だったらもっと良かっただろうに。結局オンエアされた映像は事前に押さえで撮っておいた富士山の映像ばかり、だったら当て振りにしてくれよっ!

田代は寒さに強いからきっとOKでしょう、そんな紹介をされたのかもしれない。だから今回は寒さを理由に弾けないとは言えないだろうな。明日は完全武装で臨むが、タキシードの下にどれだけ着込めるかはワカラナイ。

どうも旅先でのパソコンの具合が悪く、画像が取り込めないので画像は後日追加予定。


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2006年12月29日

オールジャパン メダリスト オン アイス 2006

d41271f4.jpg12月27日

午後から西麻布(旧町名は霞町)のOnAir麻布Astにてレコーディング3曲。アーティストは「あさみちゆき」さん。tassiは昨年も彼女のレコーディングに参加したが、今回は来年リリースされるアルバムの録音らしい。

編曲は若草恵氏。tassiはアコギそして1曲はマンドリンでも参加だ。1曲1時間ペースのレコーディングだが、そうそうスムーズにはいかず、なんだかんだでストリングスの皆さんの 到着時刻となり「ハイそれま〜で〜よ」。ということで数時間のインターバルを置いて再開、終わってみれば午後10時過ぎだった。本年最後のスタジオワークはコレにて終了、お疲れ様でした。

若草氏の譜面は4段譜なのでどうしても勧進帳になってしまう。こういう場合は譜面台を2台置くことになるのだが、足下が狭くなるのでtassiはいつも車に写真のようなボードを積んでいる。コレはとても便利、特にライブの時も本当に重宝する。

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さて、29日からフィギアスケートのエキシビションのために大阪に行って2曲ほど弾く予定。「オールジャパン メダリスト オン アイス 2006」という公演で、tassiは京都市交響楽団の中に混じってギターを弾くというわけだ。つまり音楽は全てナマというまことに贅沢な企画。

出演者の顔ぶれを見るとスゴイ、村主章枝、安藤美姫、中野友加里、浅田真央、荒川静香、高橋大輔、織田信成、本田武史(あくまでも出演予定だが)というテレビで見る人たちばかり。たぶん客席の一部をオーケストラのステージとするのだろうが、寒さで手がかじかんで弾けないなんてことにならなければいいが....でも世界のトップスケーターたちを間近で見ることができるのは滅多にないことなので、コレはナカナカいい機会になりそうだ。

本番は30日に「大阪なみはやドーム」にて開催されるが、その模様は大晦日紅白歌合戦の裏番組としてフジテレビ系列で放送される。


「あさみちゆき」
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/chiyuki/index.html

「オールジャパン メダリスト オン アイス 2006」
http://www.onice.jp/index.html


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2006年12月28日

まだそんなに老けてはいない

65481852.jpg12月25日

午前中に急遽来てくれということで、サウンドシティCstまで駆けつける。劇伴録音でガットで心情系のギターバージョンを2曲一人ダビング。音楽は菅野裕吾氏。ドラマはたしか日テレ系の「ハケンの品格」だったかなあ.....

その後夕方から一口坂1stにて劇伴録音。音楽は福井崚氏。本日の劇伴は来年1月27日よりテレビ朝日系列で21時から放送の「まだそんなに老けてはいない」というドラマだ。tassiが参加するのは劇伴部分ではなく、タイトル曲のみなので、何と2曲だけ!!瀬木貴将氏のサンポーニャとtassiのチャランゴ、それに千代氏のガットギターとパーカッションにストリングスという編成だ。

瀬木氏が演奏するサンポーニャの音色は、現地のフォルクローレの香りがしてすばらしかった。そしてスタジオレベルのピッチの良さにも脱帽だ。

「まだそんなに老けてはいない」
http://www.tv-asahi.co.jp/huketehainai/


EPSON R-D1s VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm


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2006年12月25日

ヒミツの花園

d33c738d.jpg12月23日

夕方から青山VICTOR302stにて「アグネス・チャン」さんのレコーディング2曲、編曲は川口真氏。tassiはアコギ、12弦そしてブズーキで参加。

一部打ち込みはあるのだがドラム、ベース、パーカッション、ピアノ、E.ギター、アコギという基本のリズム隊のレコーディングなので、いつになく楽しい。やはり生楽器のアンサンブルはヨイ!!最近の若手作家は個別診断方式(全て時間差ダビング)で仕上げる事が多いようだが、人間ワザが集まると時としてものすごいパワーをもたらすことを知らないのだろうか、ちょっとシンパイになってしまう。

エンジニアは大越学氏、昔の87をそのまま卓(SSL)に立ち上げただけと言うのだが、そのサウンドはなかなか感動的だった。67とニーブのHA?とも思えるサウンドで、思わず「Victor」の刻印が記された87をそっとギターケースに入れてしまおうと思ったぐらいだ。

その後同じ302stのAVACOへと移動。来春フジテレビ系列で放送のドラマ「ヒミツの花園」の劇伴録音、音楽は仲西匡氏。ここのところ来春スタートするドラマの音楽録音が続く。

スタジオに着くとまだ前の作業が終わっておらず、アコギ2人のセッション中だった。目を凝らしてよく見ると(最近視力が落ちている)今泉洋氏と小堀浩氏の「ザ・ヒロシーズ」。じゃあtassiはというと、この劇伴ではマンドリンとバンジョーで参加だ。

マンドリンはラウンドとフラットを音色によって選び、バンジョーは奏法によって5弦とテナー(4弦)を使い分けて録音した。New 67とKM184の組み合わせもなかなか良く、イイ感じで録れたと実感。エンジニアは稲葉武氏、いつも無口ながら「やることはやるゼ!」という不言実行型パーソナリティーだと勝手に理解。

OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2006年12月24日

Royer R-121

8258f9ee.jpg12月22日

夕方から麻布台のサウンドシティCstにて劇伴録音。音楽は菅野祐悟氏、来年早々放送のドラマらしい。

いつもは色々な民族楽器のリクエストがある菅野氏だが、今回の民族楽器はブズーキのみでほとんどギターで参加だ。そのブズーキも独特な音色を生かした使い方で、エスニックなテイストを求めてのことではないので(とtassiは感じたが)、ドラマに夢中になっているとたぶん聞き流してしまうだろう。

今回エンジニアの葛島洋一氏からtassiのNeumann M149を持ってくるようにと頼まれていたのだが、年末の大掃除やら何やらで忙しくて車に積むのを忘れてしまった。とは言ってもNeumann M49とRoyer R-121のコンビネーションは素晴らしく、いつもの87/57の組み合わせとはまた違ったサウンドが再発見できた。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm

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2006年12月21日

東京タワー

e3b027e4.jpg12月19日

夜、青山のVICTOR301stにて劇伴録音。フジテレビ系列で2007年1月から放送の「東京タワー」で、音楽は澤野弘之、河野伸氏の二人。

ドラマ「東京タワー」といえば、出演者の某氏の不祥事で撮り直しになったりと、いろいろと話題を振りまいた作品だが、本日の劇伴は年明け早々に連続ドラマとして放送される録音だ。昨日に続き本日も二人の作曲家での作業。まあそれぞれ芸風が違うので、きっとこの方がバリエーションがあっていいのだろう。

コーディネーターから事前に色々な楽器の発注があり、台車2回往復分運んでいったのだが、結局使ったのはマンドリン、ブズーキ、バンジョーの3本だった。まあこういうことはよくあることだが、足りなくて現場で困るより多めに持っていった方が精神衛生上良いのでヨシとしよう。帰り際にギターの古川昌義氏とすれ違い、tassiの後に色々とダビング作業が待っているようだった。

たまには陽の当たらないケースたちにも目を向けてやりたいと感じて一枚。

「東京タワー」
http://www.fujitv.co.jp/index.html


EPSON R-D1s VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm


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2006年12月20日

GRACEにこんなところで遭遇か

60e05bb2.jpg12月18日

午後から池尻大橋のマルニスタジオでアニメのエンディングテーマ録音。作曲は梶浦由記氏。

tassiはアコギ、ガットそして12弦ギターで参加。すでに打ち込んである仮ギターのイメージを元に録音していく。久々の梶浦サウンドに脱帽。エンジニアはどこかで見た顔、と思ったらサウンドバレイの某氏だった。フリーのエンジニアはどこで会っても誰だか識別できるが、スタジオ専属のエンジニアと他のスタジオで会うと一瞬とまどってしまう。

プレイバックを聴きにコントロールルームに入ると、見慣れたHAがラックにマウントされているではないか。どうやらtassiのギターに使われているようだ。本日はNEUMANN U67(NEW)とAKG 451の組み合わせ。HAがGRACEのせいかスピード感あるサウンドで、いつもtassiが自宅で使っているのと違和感のないのが印象に残った。マルニに常設しているのかなと訊いてみたところ、サウンドバレイの某氏の私物だった。いろいろなエンジニアと仕事をするが、GRACEを持っている人に初めて会ったなあ。

その後追加の楽器を積みに自宅に戻り、早稲田のAVACO302stで2007年1月からテレ朝で放送のドラマ「エラいところに嫁いでしまった」の劇伴録音。音楽は吉川慶氏と高見優氏。

最近は劇伴録音も分業制で(?)二人の作曲家が担当することもあるらしい。まずは手始めにマンドリンで2曲ほど。次にカンテレ、ポルトガルギター、そして三線登場。最後にガットギターでタイトル曲のメロ弾きというフルコース。帰宅したのは午前2時過ぎ、病み上がりの身にはけっこうハードな一日だった。

そろそろクリスマスな気分...?


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2006年12月13日

AKG D112

bf51817c.jpg12月11日

夜から西麻布のCM音楽プロダクションでCM録音。某フィルムメーカーのCMで、この時期になると必ず放送されるシリーズで、音楽は藤田曜子氏。元々の作曲はたしか桜井順氏だと記憶している。

tassiはMANDOLIN , CHARANGOであらかじめ打ち込んであるオケにダビングだ。かなり高音域のメロディーをこの2種類の楽器のアンサンブルで演奏するワケだが、いつもはほとんど使わない音域なので、いったいどこを弾いているやら、ちょっと苦労してナントカ仕上げる。

録音自体は1時間ほどで終了したが、CMの現場ではよくあるシーンで、クライアント待ちに入る。CMの場合演奏が良くても、演出家やクライアントのOKが出ないと再度演奏ということがよくある。そんなワケでビルの最上階で六本木ヒルズを眺めながら時間をつぶす。それでもまだまだということで、BSの番組を1時間ほど鑑賞。

演奏はOKだったが、追加ということでロゴのメロディーをなぞり、無事無罪放免となる。6時に始まった録音も終わってみれば11時前。たまにはこういうこともあるさ。

エンジニアは葛島洋一氏。いつもNEUMANN U87とSHURE SM57の組み合わせだが、本日は87に何とAKG D112という組み合わせ。おいおい、オレのギターは(今日はマンドリンだけど)バスドラじゃないよ。なんでこんなマイクなのよ〜〜?

でも録った音はマトモな音でちょっと悔しかったなあ。Highがきつくなく本日のサウンドにはピッタリでした、脱帽。


EPSON R-D1s VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm


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2006年12月12日

こまねこ

8d5cbf36.jpg12月10日

午前中から麹町サウンドインBstにてレコーディング2曲。編曲は蒲池愛氏。

蒲池さんとはいつもCMのセッションでお世話になるが、本日はYuccaさんというアーティストのレコーディング。あらかじめ打ち込んであるオケにアコギ、ガット、アイリッシュブズーキでダビング。3時間で2曲というペースだったが、1曲目をあれやこれやとやっているうちに残り30分となり、大急ぎで2曲目に移るが30分ほど押してしまい、弦の皆さんを待たせてしまった。

エンジニアのNAGIEさんはSONY C-800Gを立てはじめたのでtassiはちょっとビックリ。結構お値段の張るマイクで通常なら喜びそうなのだが、以前とても硬い音という印象があったので、「エエっ、コレ使うんですか?」と実は心の中で眉をひそめてつぶやいたのだった。

オフマイクで2本のAKG 414が立っているのはいつものNAGIEさんのスタイル。そのせいだろうか、ヘッドフォンに返ってきた音はナチュラルでイイ音。過去の悪い印象で一方的な先入観を持ってはイカンという、反省の一日だった。

帰り際に蒲池さんから先日録音したCDが出たというのでサンプル盤を頂く。12/9よりシネマライズ渋谷など全国でロードショー公開の「こまねこ」という映画だ。チェコアニメのように人形をひとコマずつ動かして撮影する「こま撮り映画」である。tassiはM-8の「やさしさ」という曲でガットギターのソロを弾いている。渋谷HMVのサントラコーナーで試聴できるらしい。

「aikamachi+nagie official site」
http://www.aikamachi-nagie.com/

EPSON GT-X900


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2006年12月11日

AKG THE TUBE のサウンドを再確認

65c8d454.jpg12月9日

正午から青山ビクター301stにて、来春NHKで放送予定のアニメ「風の少女エミリー」の劇伴を録る。作曲は宮川彬良氏。

tassiはアコギ、ガットで参加。ストリングスや管楽器が入る大編成で、休憩を挟んで7時間ほどの長丁場のセッションだった。宮川氏の指示はいつも音楽的で前向き。凄腕のミュージシャンたちの演奏もさらに磨きがかかり、より音楽的にすばらしいモノになっていく様を見ているのは、参加者とはいえある種感動的だ。

ちょっとオンマイク気味だったが、「AKG THE TUBE」のサウンドもなかなかヨカッタ。普段は余り使わないマイクだが、本日はエンジニアの三浦氏がゼヒということでの登場となった。ガツ〜ンと弾くようなアコギのストロークよりも、ガットのメロ弾きのような繊細なサウンドに良い印象を持った。

その後代々木にあるワンダーステーションで、セルビア映画「Charleston & Vendetta」の劇伴録音。作曲は梅林茂氏。早めに着くとビクターでも一緒だったトロンボーンの中川英二郎氏、そしてパーカッションの梯郁夫氏とピアノの山田武彦氏がなにやら危ないセッションの真っ最中。

1時間ほどの待ち時間の後tassiの出番。多重録音でOUD , BOUZOUKI , PORTUGAL GUITARを重ねる。規定の曲は1曲だけだったが、追加で先ほどの危ないセッション曲にも参加せよとの命が下り、譜面ナシ状態でガットギターの無国籍インチキなスパニッシュ風。こういうのはたいていテイクワンが良いとされているので、細かいところには目をつぶってもらいOKをいただく。

OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm



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2006年12月07日

恵比寿ガーデンプレイス

56c1e1c5.jpg12月7日

昼過ぎから溜池の東芝3stで女性二胡奏者のレコーディング、編曲は加藤みちあき氏。

このスタジオには古いニーブの卓があるせいか、tassi好みのサウンドでいつ来ても気持よい。東芝EMIは本社ビル売却や40歳以上はリストラなどのハナシを聞いていたが、本日スタジオに行ってみた印象では別に前と変わらずという感じ。ガットで繊細なアルペジオ、マイクはNEUMANN M149。セッションはスムーズに3テイクほどでOKが出る。

今となっては懐かしい恵比寿界隈をウロウロしているうちに、ガーデンプレイスのあたりまで来てしまった。クリスマス時期なのでイルミネーションがきれいで、道行く人は皆足を止め携帯のカメラでパチパチ撮っている。中には三脚担いでいる本格派もちらほら見受けられた。で、tassiも負けじと手持ちで数枚撮って帰る。

EPSON R-D1s VOIGTLANDER ULTRA COLOR-SKOPAR 21mm

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2006年12月06日

二子玉川

a181dd58.jpg12月4日

ここ二日間は優雅な撮影モードの日々、ってことで本日は近所をうろうろする。

二子玉川、tassiの古い記憶では昔は「ふたこ」と言って川向こう手前のかなりヘンピな場所という印象が強かったが、ここ20年余りの間にいつの間にか「にこたま」と呼ぶようになってしまい、現在は東急新玉川線(現在は田園都市線か?)のおしゃれな駅として認知されている。

ちょっと暗いバスターミナルのある側がtassiの記憶にある二子玉川の風景なのだが、今や玉川高島屋がある246沿いが、「ワタシが昔からあるセレブのニコタマよ」と堂々と胸を張っているように思えてならない。でもちょっと一本奥に入ると、昔ながらの二子の庶民的で田舎くさい風景が残っているところがいいね。

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2006年12月05日

横浜シーバス

19a88ae3.jpg12月3日

横浜から山下公園まで行こうとすると、みなとみらい線を使えば元町・中華街駅までほんの5駅。各停で約8分特急なら6分ほどで着いてしまう。急いでいるときはこの方法がベストだが、今日は久々の休みだったので横浜港から出ている「シーバス(水上バス)」を利用してみた。

横浜側の発着所は、横浜東口に今年の8月オープンした「横浜ベイクォーター」にある。「横浜ベイクォーター」は、レストランやおしゃれなショップが入っている商業施設だ。東口にあるといっても建物は海に面して建っているらしい。

横浜駅を降りてまずシーバス乗り場を探した。駅からサインが出ているのでそれに従って行けば着くだろうと「そごう」の中を抜けて歩きはじめる。船だから当然港から出るので相当歩くだろうなと覚悟していたが、ナカナカ目指す乗り場にたどり着けない。かなり遠回りをしてようやく到着、10分は歩いたと思う。最初からベイクォーターを目指して行けば良かったのだが、「シーバス」乗り場だけを探してうろうろしたのがまずかったようだ。

さてそのシーバスだが時間帯にもよるが、だいたい1時間に4本程度の割合で運行している。山下公園までは大人600円。ちょうど夕刻だったので、夕日が沈む風景が撮れればいいなといざ乗船。

山下公園まで直行ではなく、「みなとみらい21」「赤レンガ倉庫」を経由して行くことになる。そんなわけで乗船したときはまだ明るかったが、約40分の乗船時間を経て山下公園に着く頃にはもう日が暮れてしまい、おまけにデッキに出て写真を撮っていたので体が冷え切ってしまった。早く中華街に行って、お燗した紹興酒で体を中から温めなければ!!

「横浜ベイクォーター」
http://www.yokohama-bayquarter.com/top.php

「シーバス(水上バス)」
http://www.yokohama-cruising.jp/


EPSON R-D1s VOIGTLANDER ULTRA WIDE-HELIAR 12mm


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2006年12月04日

BOUZOUKI

128e86b6.jpg12月2日

夜から渋谷の文化村スタジオでドリーミュージックの、某女性アーチストのレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。三木たかし先生の顔が見えたので、たぶん作曲は三木先生でしょう。

今日はアコギ、ブズーキ、チャランゴで参加。ベース、キーボード、そしてパーカッションが二人という変則的な編成。まずはアコギでスリーフィンガー、もちろんGIBSON SJです。パーカッションのダビングを待ってtassiのダビング。チャランゴで部分的にリズムを刻み、最後にブズーキでフレーズを重ねるという作業。途中参加の旭孝氏をちょっと待たせてしまった。

帰り際にスタッフから先日録音した、久嶋美さちさんの「異邦人」サンプル盤を頂く。「異邦人」のサンプル音源はドリーミュージックのサイトでも一部聴くことができる。

ドリーミュージック
http://www.dreamusic.co.jp/index.php


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2006年12月03日

AUDIO BASICムック本

1ce073ff.jpg12月1日

午後から田町のMIT2stにてレコーディング1曲。編曲は樫原伸彦氏。

今日はマンドリンのみ。う〜〜ん、もしかして演歌系?と思いながらもスタジオがMITの2stだから、そしてダビングだしそんなことはないかとちょっと安心。アチラ系は専門職じゃないと務まらないからね。早めに着いたんでスタジオの前にワゴン車で売りに来ている弁当で腹ごしらえ。

編曲の樫原氏によく似た名前で、昔アイドルだった、紅茶のなんちゃらっていう歌詞が特徴の、某歌手のレコーディングだった(名前を出せないのは、最近ブログの内容に業界がけっこうウルサイんでね...)。

帰宅して朝仕事に行く前に届いた宅配便の包みを開けると、先日雑誌の付録用ということで録音したCDの本体だった。雑誌と言ってはいけない、ナカナカ立派な本に驚いてしまった。元々季刊で発刊されている音響雑誌「AUDIO BASIC」誌のムック本である。ここで詳細は書かないが、19世紀のスペインギターを使っての録音はタイヘンだったと同時に、とても興味深いモノであった。

たぶん今月末あたりには書店に並ぶでしょうね。興味のある方は以下にある「CRANE HOMEPAGE」にアクセスしてください。「CRANE案内板」にかなり詳細にいろいろと書かれています。

樫原伸彦氏サイト
http://www.ff.iij4u.or.jp/~nobuzoh/

CRANE HOMEPAGE
http://www.crane.gr.jp/


EPSON GT-X900


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2006年12月01日

しぜんとあそぼ・うま

1eda4fe9.jpg11月30日

午前中にまたまた渋谷のNHK506stで、教育テレビ番組「しぜんとあそぼ」の劇伴録音。音楽は堀井勝美氏。

今日は写真のもう一人のギタリスト、安田裕美氏といっしょだ。今回のサウンドは「フォーク」ということで、我々二人が呼ばれたらしい。tassiはアコギ、12弦そしてハイストリングス・ギターで参加。

「ハイストリングス・ギター」ってナニ?
別名ナッシュビルチューニング・ギターとも呼ばれていて、何か特別なギターを指す言葉ではなく、ちょっと変わった弦を張るチューニングのことだ。変わった弦といっても手に入れるのが特に難しいワケじゃない。簡単に言ってしまえば、ふつうのギターに12弦ギターの高い弦だけを張ればイイのだ。もしやってみたい人がいたらゼヒ試して欲しい。

12弦用の弦を1セット買ってきて、3弦〜6弦は細い弦を使用。1、2弦はユニゾンなのでどちらを使ってもよろしい。余った弦は6弦用として使える。チューニングだが1、2弦はそのままで3弦〜6弦は1オクターブ上にすればOK。コードフォームは6弦と同じだが、ふつうに弾いても繊細かつリリカルできらびやかなサウンドが得られる。

前回の「漫才ギター」もそうだが、なんだかこのブログはギター解説コーナーみたいになってきたなあ....


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