2006年06月

2006年06月30日

UDON

38bdfc80.jpg6月29日

昼過ぎから早稲田にあるアバコスタジオで劇伴の録音。
先日録音した「マイ★ボス マイ★ヒーロー」の追加録音だ。
だから1曲のみ、作曲は前回同様高見優氏だ。

カントリー調のサウンドでバンジョーを弾き、その後フラットマンドリンをダビング。
1時間足らずで終わってしまい、その足で銀座のレモン社へ。
先日注文していたスライド・トレイが届いていたが、数が足らず7個のみ。
足らなくなったらまた追加オーダーだな。

夜遅く麹町のサウンドインAstへ、やはり劇伴だ。
映画「UDON」の劇伴録音。
何と大編成、マイクが足らないんじゃないってぐらい人々が詰め込まれていた。
作曲は渡辺俊幸氏、夕方から約40曲録っているらしい。
渡辺氏もヘトヘトな感じで、作曲家はタイヘンだなあ....。

tassiはアコギとガットで5曲ほど参加。
日をまたがずにナンとか終わり、せっかくだからうどんを食べて帰った。

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2006年06月27日

スライド・プロジェクター

12951913.jpg昨日に続き今日もお休み、よって銀座のカメラ店に出向く。

別にカメラを買おうってワケじゃない。
スライド・プロジェクターに使うスライド・トレイを注文に行くためだ。
どんなモノかというとこんなもん。
http://www.pksqcamera.com/projector_access/37980.htm

ただの箱ですね、スンマセン。中身はコレ。
http://www.adorama.com/LCST80.html

tassiはフィルムを使う場合、特に海外に旅に出る場合はほとんどポジで撮ってくる。
現像の出来上がりをワクワクしながら待って、カーテンを閉め、さあっ!て意気込んで映写会。
ライトボックスでルーペというのもイイのだが、やっぱり親しい仲間を集めて飲みながら
「幻灯会」をやるのが一番の楽しみだ。
よく撮れてるのもあればヒドイのもある。まあアマチュアだからこれでイイのだ。
やっぱりフィルムには独特の奥行き感、立体感があるので
いまだに多くのアナログカメラを処分できないでいる。

ところがスライド・プロジェクター(つまりその幻灯機)自体がもうすでに生産中止。
そのアクセサリーなんかあるのかと思いきや、銀座のレモン社はちゃんと取り寄せてくれるらしい。
さすが、ライカを扱っているだけある。
ヨドバシの兄ちゃんは「もう扱っていません...」だけだったなあ。

今後リバーサルで写真を撮っていくとなると必要なモノだけに
今の内に手に入れようと言う事でした。

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2006年06月25日

D-45

707e2224.jpg6月24日 つづき

スタジオ終了後、調布までギター修理の様子を見に行く。
どうやら7月中旬には出来上がるらしい。
2年待った甲斐がある。

60年代後半から70年代のマーチンはネック仕込み角度は浅く
とてもじゃないけどtassi好みのセッティングとは言い難い。
音色は好きだが弾きづらいのでネックリセットという大手術を決断した。

楽器は道具と割り切っているので、一部のコレクターの気にする
オリジナル状態を保つというのは全くナンセンスだと考えている。
よって使い心地の悪いペグは即交換、ナットやサドルそしてフレットは
消耗品なのでこれも減ってきたらすぐに調整に出し交換。
ネックリセットはかなりリスクを伴うが、これもその中の一部だ。
楽器は弾いてナンボのものだ。

切れない包丁で料理する板前はいない。
常に研いておくのが料理人の心得だろう。
その結果包丁がだんだんと小さくなっていっても
それはある意味勲章だと思う。

ということでネックリセットを経て、ようやく仕事の道具として完璧になるわけだ。
はたして音色がどう変わるか(変わらないか)が不安でもあり楽しみである。

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妊娠は身ごもり、月末は?

7f3cb13b.jpg6月24日

夕方からサウンドシティAstでレコーディング。
今日は「さだまさし」さん、先日の続きのようだ。
ストレートに読むと簡単だが、実は読み方が違うという、さださんならではのタイトル。
まだ発売前なのでタイトルは書けないが、ヒントはこの記事のタイトルにあり。
6/8のちょっとカントリータッチの曲で、アレンジは倉田信雄氏。

テスト、唄入り、本番と3テイクでOKが出る。
メンバーは以下に

DR:伊藤史朗 BASS:岡沢章 A.Gt:石川鷹彦 Perc:川瀬正人 Cello:堀沢真己 敬称略
それにtassiのアコギだ。
アコギの後石川さんと二人でフラットマンドリンのダビングで無事終了。

隣のBstでは先日の「サプリ」のトラックダウンで朝までかかりそうな気配。
ちょっと顔を出し、プリンと珈琲をごちそうになる。

夜は市ヶ谷のサウンドバレイで新人のシングル曲レコーディング。
アレンジは西田マサラ氏。
ちょっと早めに着くとギターの伊丹氏が楽器をセッティング中。
アンプの話などをしながら盛り上がる。

伊丹氏が終わるまで市ヶ谷周辺の撮影。
時刻は夕方を過ぎ、そろそろ夜の気配が漂う時間だ。
フィルム感度を上げて撮るが、やはりノイズが多く使い物にならない。
本格的にデジカメを探さねばと思いながらあちこち撮影。
不審者に思われるのもナンだから、早めに切り上げてスタジオロビーで一眠り。

アコギとガット、間奏でソロを入れてOK。
オケが薄く、なかなかコントロールが難しかった。

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2006年06月23日

ラフ ROUGH

fa1e407b.jpg6月23日

午後から麹町のサウンドインAstまで行く。
作曲は服部隆之氏、東宝映画「ラフ ROUGH」の劇伴録りだ。

いつもは広いスタジオだが、今日はマイクセッティングで足の踏み場もないくらい。
ということは、せ〜ので同録....?
スタジオ・アシスタントに聞くと、まずは2ギターとベースのダビング
その後に弦やら管やら入るらしい。ああよかった。

同録の場合モニター環境があまりよろしくないのが普通だ。
特にAstはキューボックスの個別が限られているので、なおさらだ。
劇伴もこうやってリズム隊と管弦を分けて録ってくれるとタイヘン助かる。

もう一人のギタリストは千代正行氏、ベースは渡辺等氏。
tassiはアコギ、ガット、マンドリン、ドブロで参加。
当初バンジョーもあったが、ダビングしているとその分時間がかかるという理由で
千代氏にバンジョーを渡しtassiはマンドリンに専念した。

映画の公開は2006年8月26日だそうだ。

その後お茶の水のI楽器本店地下にあるリペアルームにてドブロを調整に出す。
tassiのドブロはスライド用にと若干弦高を上げているが
指板に合わせて微妙にアールをつけてあるので弦ノイズが出やすい。
今回は弦高をもう少し上げ、アールを廃止してストレート、弦も太いのに替える。
この3点をMr.Fujinoにお願いしてきた。

その後新宿にてR-D1sを物色に行くが、いかんせん値段がねえ....
また、スタジオに気軽に持っていくサイズとは言い難いので躊躇している。
コンパクトデジカメで、広角は28mmから、チープでも光学ファインダーあり
ある程度高画質、という条件だと機種は限られる。

もう少し悩んでみようか。

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PS-羅生門

c2eaca11.jpg6月22日

朝10時入りで東京タワー下の芝公園スタジオ(昔の東京12チャンネル、古いなあ..)に行く。
BSiつまりTBSのBS番組収録だ。因幡晃さんのサポートで4曲。
番組名は「ダブルミリオン」7月12日オンエアだそうだ。
いつまでたってもテレビの仕事は緊張するね。

その後ランドマークスタジオまで第三京浜をひとっ走り。
作曲は羽毛田丈史氏、テレビ朝日系で7月5日から放送の「PS-羅生門-警視庁東都署」の劇伴だ。
アコギやガット以外にもマンドリンやブズーキなどを一人でダビング。
当初2時間と言う事だったが意外に曲数が多く、終わったのは夜11時過ぎ。

いやはや長い一日であった.....

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2006年06月21日

サプリ

b9124ba0.jpg6月20日

今日は休みなので新宿のマップカメラにR-D1sでも物色に行こうかと思っていたら突然電話。
「昨日はお疲れさま。録りこぼしと追加録音があって、今夜来てもらえませんか」
そっ、そう言う事ですか.....

24時間何処へでも駆けつけます、「クラシアン」や「カギの110番」とそう変わらないね。
で、カメラ屋と夜に予定していた旧友との飲み会をキャンセルして、新富町の音響ハウスまで行く。
昨日「結婚できない男」録音の後、サウンドシティまで行き劇伴を録っていた。
思ったより早く終わってしまい「やった〜!」と思っていたのだが、実はぬか喜びだった。

作曲は菅野祐悟氏、ドラマはフジテレビ系月曜9時放送の「サプリ」である。
どうやら菅野氏は徹夜でギターバージョンをいくつか作曲したらしい。
さすが堀井勝美氏の教え子だけある、感心感心!!

昨日はリズムのアプローチが多かったが、本日はじっくりとギターメロを聴かせる曲を録った。
ガットギターメロの曲では、たぶん高い音が出てくるだろうとレキントを用意していったが
音色的に普通のガットギターの暖かい音色が良い、ということでレキントは即クビ。
それにしてもガットでBbっていうのはもう実用音域外よ....

カメラ屋に行けなかったので無駄な出費はせずにすんだが、ますます物欲に拍車がかかりそうだ。
カタログを眺め続けて気持ちが収まるのを待つか、一気に清水の舞台からか。

写真はナニやら思案中の菅野祐悟氏

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2006年06月20日

結婚できない男

1056c9b9.jpg6月19日
お昼に22日収録するテレビ番組のリハーサルを終え、夕方西麻布にあるOnAirスタジオまで行く。
早めに着くとピアノの中西氏がまだダビング中。

わが愛器GIBSON SJの弦を替える。
元々ダダリオEJ-16を使っていたのだが、最近はMARTIN マーキスに代えた。
MARTINの方が3弦が若干太いこと、EJになってからのダダリオの品質に
ちょっと首をひねるようになってきたというのがその理由だ。

中西氏のダビング中、音を立てずにコッソリと楽器をセッティングする。
ピアノソロを演奏しているようなので、ブースの外とは言え気を使う。

tassiの演奏曲は3曲のみ。
CAVAQUINHOメロ
音域がちょっと低かったので、チューニングを工夫して完成。
CAVAでメロ弾くとチターに似てくるから不思議だ。

LAUTOメロ
LAUTOは楽器の音色を生かした、ちょっと変わったサウンド。
なかなか効果的な使い方で、tassiも勉強になった。

DOBROで好き放題
男臭いワイルドな感じなのでDOBROではなく、NATIONALを使ってみた。


作曲は仲西匡氏、7月からフジテレビ系で放送の「結婚できない男」の劇伴。
tassiと入れ替わりにギターの今泉氏と小堀氏が登場。
なかなかゼイタクな録音であった。

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2006年06月18日

作家はギタリスト

276207ef.jpg6月17日 夕方から麹町のサウンドインでCM録音
作曲は三井誠氏、約1年ぶりに会う。

家庭教師のなんちゃらっていうCMだ。
三井氏は元々ギタリストだから(もちろん現在も)書いてくる譜面に無理がない、愛がある。
よ〜〜く計算されているし、「ナルホド!」と膝を打つところもある。
打ち込み世代の作家には「こんなの弾くんですか?」と思えるような譜面書いてくる人も多々ある。
しかしそれなりに新しい発見があるので、最近は「トライ」する楽しみと感じるようになったが。

また、元々ヴァイオリニストで作曲家なんて言う人もいるね。
これでもかっていうくらい難しいハイノートが書かれていたりして
本人は「コレくらい弾けるでしょ!」なんて言うつもりなのかもしれないが
実は愛がなかったりする。

ミュージシャンは色々な作曲家と仕事する訳だから、誰がどう、彼がそう、アイツがこう....
なんていう印象や記憶は鮮明に覚えているはずだ。
こんな簡単な譜面でイイんですか、って弾いてみると出てきた音は意外に良かったりする。
そんな編曲者の作品はやっぱり後で聴いても素晴らしいものがある。

さて、その後西麻布のOnAirスタジオへ移動。
日テレ系「マイ★ボス マイ★ヒーロー」の劇伴録音。
作曲はギタリストでもある高見優氏。

まずはバンジョーでカントリー風、バイオリンの中井一朗氏と久しぶりに再開。
その後一人でダビング作業、マンドリンを数曲、その後高見氏と二人でギターデュオ。
高見氏のアコギの伴奏にtassiのガットギターが絡むと言う具合だ。

23時に介抱、いや開放される。
ところが外は大雨、楽器を車に乗せるのに一苦労して帰宅。

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2006年06月13日

無事完成!!

b7e36b04.jpgパーツオーダーから数えると、う〜〜む長かったなあ.....
足かけ3年ぐらいだろうか、ようやく重い腰を上げての作業そして完成。

当時から現在までにオートハープの需要があったかというと、1回ぐらいしかなかった。
だからこんなに伸び伸びになっていたのである。
先日のセッション(ビギンの比嘉さんアルバム)では借り物のオートハープで対処。
これからは胸を張って自分の楽器で堂々とやるつもりだ、どんと来い! 50,80よろこんで!!

実はまだバーが足らず90本ほど追加オーダーしている。
sus4やmadd9なんてコード、前回のオーダーの時には気がつかなかったわけだ。
バーだけで軽く本体価格を上回っているから、楽器店の人もあきれてるだろうね。

キー配列だが、下2列が基本のスタイル。
で、上は本来セブンス(ドミナント7th)コードを配置するのが普通だが
tassiはあえてdimコードを中心部に配置、でこの形になった。
中心を使えばセブンスの音はないが、なんとかトライアドで対処できるだろう。
どうしても必要ならばバーを差し替えればよい。

キーを限定すればもっと機能的なコードを多彩に配置できるが
色々なキーで使う事を考えるとミニマムでこの形がベストだろう。
あとは現場でのバー差し替えで対処しようと思う。

余裕が出来たらmp3データをアップする予定だ。

ではお疲れさま、カンパ〜〜イ!!

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そろそろ完成

824ef69d.jpg終わったかに見えたオートハープのバー作りだが、ようやく山を越えた。
昨日は休みだったので最終作業、バーにコードネームを打つ(ワープロで作ったシール貼り)
フォント選びレイアウトからず〜〜〜っとやっていて、気がついたら夜中だった。

懸案だったバー配列もネットで情報を確保、なんとか組上がりそうだ。
オートハープからテンションコードが聞こえてくるって、結構新鮮。
きっとあまり使い道はないだろうけど、まあ自己満足の範疇。イイんです!!


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2006年06月11日

大物演歌歌手とアニメ

12e41660.jpg6月11日(日)

ミュージシャンに決まった休みはない。
というわけで日曜日の今日は、夕方から麹町のサウンドインAstまで行く。

リズム隊、弦、木管及びハープの大編成。
いつもは広くてスッキリしているAstだが、今日はなんだか酸素が薄い感じがする。
おまけにコントロールルームも人が溢れ、どうしたのかという雰囲気。

アレンジは若草恵さん、歌手はホリプロ某大物演歌歌手だ。
最近カムバックしたMさんじゃないよ。
tassiはMさんのカムバック曲もやったが、今日はIさんだ。
それでこんなに人が多いのね、津軽海峡が目に浮かぶぜぃ......

ダビングでガットもお願いします、なんて事前に言われていたのでちょっと身構える。
なにせこの世界のガットギターというのは、専門職の方でないと務まらない。
tassiごときが譜面ツラを追っかけても決して演歌にならないからねえ。
なんでワタシなのよ.....と「?」マークが頭の中でループ。

で、ダビングの時間到来。
弾いてみるともろに演歌ではなく、マイナー・フォーク調なフレーズだった。
結局ガットは却下、アコギで弾いてOKを貰う。

Dr:島村、Bass:長岡、Pf:古田、E.Gt:角田、Perc:浜口、Keyb:奏、Syn:丸尾
Harp:朝川、Solo Vl:加藤、Strings:小池st、W.Winds:星野他 敬称略

でその後恵比寿にあるアンビエント・ビジョンという小さなスタジオへ移動。
橋本ゆかりさんの書きのアニメのキャラクターソング。
「涼宮ハルヒ」さんが歌うらしいです。
ウクレレでひたすらリズムを刻み、なかなかイイ感じで仕上がった。
でも、爪がボロボロになった.....

帰り際に次の患者さん、サックスの佐野博美さんにすれ違う。
今日はクラリネットとフルートらしい。
この方は口笛も達者なマルチなミュージシャンだ。

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そろそろ、かな

b91bc057.jpg2年に一度のペースで海外に行っていたが、ここ数年そのペースが乱れしばらくご無沙汰だ。
2001年の旧東ヨーロッパが最後だからもう5年も経っている。
その間に9.11やらイラク戦争があった事もペースの乱れの一因ではあるが
長期のコンサートツアーもその理由の一つかもしれない。

仕事優先で「休日」ナシという生活をずっと続けていると、心身のどこかしらに無理が来る。
積極的に「休日」を取らなければ、自由業では「仕事のない日」があるに過ぎない。
1週間「ヒマ」なのと「休む」のとでは意味と価値が違ってくる。

どうも最近ウズウズとした突き上げを感じるのは、「行け」というサインなのかもしれない。
昔撮った写真をプロジェクターに掛け投影してみたり、何気なく海外ツアーのパンフを見てみたり
外堀から攻めるようなやり方で自分を盛り上げてみたりする。

確かに一人旅で一ヶ月近く行くわけだから、腰が重くなるのは当然だが
この「休日」は色々な意味で自分をリセットできる良い機会なのだ。
短期間の旅行者であれ、知らない土地で過ごすのは異邦人としての自分を見つめる事になる。
楽しい事ばかりではなく、寂寥感、挫折感など日本にいる時には到底味わえない事も経験できる。

さて、どうしたもんか.....

写真は南イタリア「BARI」駅で出発を待つ夜行列車

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2006年06月08日

合体

8b83dc21.jpg今日は夕方から西麻布にある某CM音楽制作会社のスタジオに行く。
最近はCMだけでなく、CD制作もやっているようだ。

スタジオに着いたが唄入れの最中で、時間通りには始まりそうにない。
tassiの出番までしばらく待つ事になった。
このスタジオの6階からは六本木ヒルズがよく見える。

エレベーターはシンドラー製じゃないだろうか....とか
次なる逮捕者もあそこからかな....なんて想像しながら
ひたすら待つ。

今日のアレンジは佐々木ジュン氏、アーチストは「山田タマル」という女性。
打ち込みのオケにtassiのギターをダビングなので一人である。
ガットでリズムを刻み、12弦でアルペジオ。
12弦のアルペジオは佐々木氏が打ち込みで作ってきたデモに近い感じにするため
コードに則した部分とフレーズ的な部分を別録りにして合体。
とても一度では弾けないサウンドだがなかなかイイ感じ。
でもライブで演奏する時はきっと無理だろうな。

帰り際にBass,Mandolinの渡辺等氏とすれ違う。
そうか次にダビングするわけね。
次の患者さん、ど〜ぞ....ってことか。

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2006年06月07日

螺旋

e9be9c9a.jpg昼過ぎに麻布台のサウンドシティAstまで。
今日は「さだまさし」さんのレコーディング1曲、アレンジは渡辺俊幸氏。
テンションコードが多く、なかなか色彩豊かなサウンドだった。

さださんの曲には、難しい漢字のタイトルがついていることがよくあり
漢字に弱い人は読むのに一苦労する。
本日レコーディングの曲も一瞬(?)と思ったが、tassiは無事に判読。

「歌詞に読めない漢字がないと、さだファンは手を抜いてると思うらしいんだよね....」
先日さださん本人が冗談半分にそんなこと話してた。

さてメンバーは
Dr:島村、Bass:岡沢、Perc:川瀬、Piano:紺野、E.Gt:松原、A.Gt:石川
という錚々たるメンバーにtassiのアコギといったぐあい。

石川鷹彦さんと言えばtassiの師匠で、昔からお世話になっている。
今日はtassiがGibson SJでローポジション
師匠はカオルギターを5カポでハイポジションという具合に弾き分けた。

オートハープのBarが足らず、すぐにElderlyにオーダーしなければ....

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2006年06月06日

よんぱち

9306db06.jpg6月5日、今日は麹町のサウンドインで某歌手のレコーディング。
アレンジャーの名前から想像すると、本日のセッションはどうやら演歌系らしい。

結構早くスタジオに着きセッティングしていると
スタジオアシスタントがマイクのセッティング中。
この手の録音はリズム隊とストリングス全てが同時録音なので
マイクセッティングもその数からするとタイヘンだ。

どうも今日は「よんぱち」らしい。
最近はほとんどのスタジオでProTools、通称「ツールス」が導入されているが
セッションによってはまだSONY3348、通称「よんぱち」を使う場合もある。

マイクセッティング中のベテラン・アシスタントに聞くと
最近の若いアシスタントは「よんぱち」が操作できないらしい。
特にパンチインアウトは怖くてダメだそうだ。
ツールスなら長めに録っておいて、あとで巧く繋ぐという手もあるが
「よんぱち」ではそうはいかない。
失敗してもアンドゥで元に戻せないから、かなりのプレッシャーになるってことだ。

そういえば、昔はアシスタントが間違って全て消してしまい
大騒ぎになったことも今や懐かしい思い出になりつつある。

Dr:見砂、Bass:松下、Per:鳴島、E.Gt:高島、A.Gi:谷というエンカ系ベテランリズム隊に
tassiのアコギ、ブルースハープの松田氏、ジョーストリングスという編成だった。

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2006年06月04日

アンジェリーク

ddae4fbe.jpg今日は夕方から渋谷の文化村にあるスタジオにてアニメの劇伴録り、作曲は伊藤真澄さん。
ちょっと早めに着いたら、まだ大編成の弦や木管の録音中。
どうりで駐車場がいっぱいだった訳だ。

6月から例の駐車違反取り締まりが厳しくなり
今まで路駐していた人も駐車場に入れるようになったことと
日曜日、そして大編成という3要素が加わったせいで満車なのかもしれない。

30分ほどでフランフランにてちょっとした買い物を済ませスタジオに戻る。
今日の劇伴はアニメ「恋する天使アンジェリーク」、7月からUHF局で放送とのこと。
tassiはみんなが帰ったあと、一人でダビングだ。

まずはアコギ、次にマンドリン、カバキーニョと続く。
真澄さんの作風はなかなか面白く、「コード」では追い切れない曲もあった。
迷路のような藪の中を、自分の居場所を探しながらの演奏でなかなかスリリング。
帰りがけにホイッスル、リコーダーの安井さんに声を掛けられる。
tassiの次にダビングだとか、久しぶりに会って記念撮影。

さあ、帰って今日もBar作りの続きだ。

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Bar

9c8c28bc.jpg前回の続き

やってみるとずいぶんコードってあるもんだ。
Am6がF#m7b5に、またA7b9がBbdimになんとか置き換わっても
EmとCmaj7を共用とするのは微妙に難しい。

てな事でBarはどんどんなくなっていく。
あれほどあったBarもあと少し。

#9 b5 #5#9 #5b9 m9 m11なんてのはとても難しくなってきた。

だいたいオートハープでそんなコード弾くのか?
と問われそうだが、確かにそうだ。
元々そういうコードを使う音楽で使われる楽器じゃないしねぇ。

でも仕事となればそうはいかない。
追加のBarを新たにオーダーしなければ.....

楽器ケースよりもBarケースの方が大きくなりそうな気がしてきた。
果たしてこれを本末転倒というかどうか。

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2006年06月03日

オートハープに四苦八苦

1616fbda.jpgオートハープってご存じ?

オートって言うくらいだから簡単に音が出ます。
コードネームの書いてあるバーを押してジャランと弾くと
ちゃんとコードが出るって言うオートな楽器。

ところが楽器に付いてくるバーは「C」「F」「G」「Am」
といった簡単なコードだけ。

だから「m7b5」「dim」「aug」「#5#9」なんていうバーは存在しない。
でもオプションパーツで売っているバーを使えば可能。
そのバーは全面にフェルトが貼ってある。
自分の出したい音のところを切り欠いて様々なコードを作るという仕組みだ。

しこたま買い込んだのが数年前、全てのキーで思いつく限りのコードを作ろう
そう思ったのだが本数が多すぎてすぐにめげた。
どうせ数年に1回しか登場しない楽器だし、まあいいかとタカをくくっていたが
先日登場する機会に見事に「恵まれた」、そして困った。

もちろん通しての演奏は不可能だから、チューニングを変えつつ何回かに分けたのは言うまでもない。
ああ、早くやっておけば良かったな.....
宿題を忘れて先生に「答えは?」と指された気分だ。
「センセイ、そこはダビングでお願いします...」小学生でなくて良かった。
その反省からようやく重い腰を上げる。

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